十文字ラッキーで、食品をカゴに入れてレジに向かう途中、いつも気になっているものがありました。

わらびもち…
わらびもち自体に、というよりも、このフォントに惹かれていつも気になってたと言うほうが正しいかもしれません。
ふわん もちっ ふわん って感じするじゃないですか。ねえ?
なんか、とっても美味しそうじゃないですか?ねえ。
ところで今さらなんですが、わらび餅の「わらび」って、何のことか知ってました?
わらび餅について、初めて理解した
わらび餅の「わらび」ってまさかね、あの山菜のワラビの訳ないよね。なんて夫と話していた私ですが、調べたらそのまさかの、山菜のワラビでした。まじか!
わらびもちは、デンプンと水、砂糖から作る和菓子。原料としてワラビの地下茎から得られるデンプンのわらび粉が使われたため、この名がついた。 wikiより
さらに、こんなことも初めて知ります。
わらび粉の作り方は、ワラビの地下茎を掘り起こし、叩いてほぐして、洗ってデンプンを取り出し、乾燥させます。
引用元:見ためも味もワラビじゃないのに、なぜ 「わらび餅」?(tenki.jpサプリ 2015年3月27日) - 日本気象協会 tenki.jp
これは手間がかかる…!
フォントに惹かれたのがきっかけでこうやって調べたら、わらび餅に対して何やら慕情にも似た気持ちがわいてしまいました。こりゃ、食べるしかない。
と言うわけで「佐乃家」さんに行ってきました。
ラッキーに行くよりも近くに、佐乃家さんはありました。お店の前を走る道は広くないのですが店舗横に広い駐車場があり、そちらにゆっくり停められます。
こじんまりとした小さなお店。
開店後すぐの時間に入ったところ、お店は割りとバタバタ。あっちのスーパーで売る分、こっちのスーパーに持ってく分…と仕分けしているようでした。
店内には商品がずら~~~~~~~~~り
という感じではありません。
恐らく、その時間にできたものが少しずつ並ぶ感じでしょうか。
こちらがラッキーでも見かけたわらびもち。「黄な粉」と「黒糖 くるみ入り」の2種類があります。
練切り。
これを美しくいただくには、もっと和菓子のことをちゃんと知ってからにしたい…。
他にも、季節のフルーツを入れた大福やどら焼きなども。今日見たのは「シャインマスカット大福」。シャインマスカットだけでも天に昇るほどの美味しさなのに、そこに大福…こりゃ美味しいだろうよ…
という私の声が漏れたようで、店主のお兄さんに「すっごく美味しいですよ^^」と言われました。このときは並んでいなかった、残念…!
お店の中でも楽しめる
店内にはこのように、テーブルとイスもあります。全8席。
そういえば夏はカキ氷のノボリもたっていました。和菓子屋さんのカキ氷、絶対美味しいよねえ…
という私の声がまたも漏れてたみたいで、店主のお兄さんに「うちのカキ氷、ふわっふわで美味しいですよ!」と言われました。来年の夏が楽しみだ。
その他、あんみつも。いいねえ。
「本わらび粉100%」ということを知る
ところで、わらび粉作りには手間がかかることを、先に少し紹介しました。引用元
さらに、このようなことも書かれてあります。
すべて手作業でわらび粉を作る場合、10kgのワラビの根から取れるわらび粉はわずか70g。根を掘り起こす作業は冬の寒い時期に行われ、しかも寒さが厳しいときに冷水で何度も洗わなければなりません。
100%のわらび粉になるまでは実に半月ほどもかかります。(中略)
「わらび粉100%のわらび餅」には、なかなかお目にかかることができません。
へええ…
店内を見てみると
なんと、ここでお目にかかれる!!!
注目すべきは「消費期限1時間」。これについて聞いてみると、1時間を超えると食感がゆるくなってくるんだそう。電話予約すれば、来店に合わせて作ってくれるそうですが、突然お店にやってきて注文しても、15分くらい待てば出来上がるそうです。
本わらび粉100%で作ったわらび餅の色は黒っぽいんだって。わらび餅と言うと、スーパーで売っている透明な涼しげなのを頭に思い浮かべてたんですが、本物は全然違ったんですね。
こんな上質なお菓子を、じわ~っと味わって食べたいなあ。テレビ見ながらとか本読みながら、ながら食べするようなものじゃない。じっくり向き合いたい!わらび餅と!
「黒糖わらびもち」いただきました。
友人宅へのお土産に2種類のわらび餅を、そして自宅用にこちらを買いました。
いただきます!
一つ口に入れると、「ふるんふるん」と「ふわんふわん」が混じって
ふわるわん ふわるわるん ふわわわるん ふるるるふわん って揺らめいてます。美味しいいい
そして、時折りカリっとくるみが出てきて、これがまたいい。
うっすらまとった黄な粉は、さりげなくわらびもちの味に寄り添っている感じ。黒糖の甘さが、おもちそのものにしっかりとあります。正々堂々とした甘みというか。
それほどスイーツ類に興味のない私でしたが、「甘い」って、「美味い」んだなあ、としみじみ思いました。
なんて、食通でもない私のつたないレポですが、つまりは感動したんだよってことです。
まとめ
- わらび餅の「わらび」とは、まさかの山菜「ワラビ」だった
- わらび粉を作るには、とっても手間がかかる
- 十文字「佐乃家」さんのわらび餅、じっくり楽しめる素敵なお菓子でした
- 「佐乃家」さんのわらび餅、きっと手土産にも喜ばれるお味!
- なかなかお目にかかれないわらび粉100%の本わらび餅が、佐乃家さんで食べれる
わらび餅は、横手市周辺のスーパーでも買うことができそうですが、ぜひ本店に立ち寄って、その他の和菓子やイートインも楽しんで欲しいお店でした。
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