秋田てくてく*南南東

秋田に移住した主婦が、横手・湯沢・その周辺のことなどを書きます

標高300メートルにある稲庭城から、稲庭うどんの里を見渡そう

稲庭うどんを本場で食べようと稲庭を訪れてくれた方、

はたまたその先の小安峡温泉などを目指す方、

国道398号線を通って秋田の東南へ東南へと進む皆さんに、ぜひお立ち寄りいただきたいところがあります。

それがここ、稲庭城

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稲庭城は、鎌倉時代初期から約400年もの間、秋田県南一帯を治めていた小野寺氏の居城で…

 

とかそういう歴史的なことはさておき

稲庭城は、標高約300メートルのところに建てられていて、そこからの景色はとってもいいし、スロープカーも楽しいので、歴史に興味がなくても楽しいスポットです。

あ、写真を見れば一目瞭然かとは思いますが、模擬天守ですので誤解なきよう。

 

せっかくこの地にいらしたんだから。または通過するんだから。

ちょいと小一時間、お時間くださいな。いい景色でも見てってよ!

というわけで紹介します。

稲庭うどんが食べられる佐藤養助総本店を過ぎて、そのまま国道398号線を県境方面へ1.5kmほど走ると、左手にこの看板が出てきます。

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注:ドライブナビなどで調べると、途中で左折してぐねぐね山道を通って城まで続く道が出てくるかもしれませんが、左折しても行き止まりになります。国道398号線をひたすら走れば着くところなので、覚えててください!

ちなみにそのぐねぐね山道は、稲庭城が建設されるときに工事車両が通った道です。昔は一般の車でも通れたけど、今は完全に封鎖されているようでした。

この看板が見えたところに、駐車場があります。大型バスも何台も止めれるくらい広いところなので、混雑の心配をする必要はありません(多分)

 

さてスロープカー乗るか!

とその前に、チケットを売店で購入します。

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駐車場脇にある売店。

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お金は、城の入館料として430円かかります(子どもは210円)。これはスロープカーの往復運賃を含んでの値段なので安いと思いますがどうでしょう。

 

スロープカーには頼らん。足でいく!という人には遊歩道もあります。徒歩20~30分でお城につくとのこと。

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スロープカー使わないからその分値引きしてや~とはいきませんよ、ご容赦ください。

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じゃ、スロープカーで行こうか。

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スロープカーは、基本「人が来たら動かす」な感じかと思います。混雑しているときは人数で区切っての乗降になるのでもちろん待ちますが、それでも最大15分待つくらいかと。

 

今日は早い時間に行ったので、娘と私と2人占めです。

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しゅっぱ~つ。ゴゴゴゴゴ。

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出発すると、ドーン!と太鼓の音がスピーカーから聞こえ、音声案内が流れます。

「へ~」と面白いので、聞いてみてください。

 

あと、結構な勾配を上っているので、その角度もお楽しみください。降車地点までは、数分で到着します。
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スロープカーから降りると、すぐそこに城。(9月末まで外壁工事中とのこと)

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このように、稲庭の町が一望…ではなくここはほんの一部ですが、見渡せます。ちなみに真ん中に蛇行している道を進むと、宇留院内峠を越えて高松・須川方面へと続きます。

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城前には趣のある松。

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子どもがちょっと遊べる遊具も。

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遊具のあたりから城を臨む。

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じゃ、中に入りましょか。

 

館内は、城主を偲ぶコーナーの他、稲庭城がある旧稲川町(現湯沢市)の歴史や産業がわかるコーナーなどがあります。

これは、川連漆器ができるまでを展示しています。お椀って、こうやって木から作られているんだね、と小学生の娘も関心していました。

下に積もり積もっている木屑が、これまたいい…。

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1階をぐるり見終わり、階段で2階に上がりましょう。

 

 

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ひ、ひと!

 

 

お、おわん作ってる…、実演…?!

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あ、なんか削ってる・・・ って、あ、人形か・・

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※何度か来てるのに、毎度驚かされてしまう私。

 

ほうほう、何か道具を研いでいるところなんですかね。

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あ、手元でなくてむしろ足元を見て欲しかったのか・・・

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こんなコーナーもありました。

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最初はざっと外観を見ただけだったんですが(それだけでも、面白かったけど)、よく見るとむしろ中の方がすごいことになってる!

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清酒!(酒好き)

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3階へあがると、期間限定の日本刀展示がありました。子どもは好きよね、きっと。

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ひぃ。

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4階は展望階です。東側は山側になるので、北・西・南側を眼下に見ることができます。(南側は、木でそれほど見えないかな)

 

先ほど、地上階からも見た西側。4階分高いところから見ているので、やっぱり一味違います。

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北側。肉眼で、平鹿町あたりまでは見えてます。

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こちらは1階に展示されていた新聞記事。

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雪景色をここから眺めることってできないので、とても新鮮な一枚でした。(※稲庭城は11月上旬から4月中旬まで冬季休業になります。)

 

いつの景色を一番見たいかな

今日はまだ稲刈り前でしたが、稲刈りがちらほら始まった頃の景色もまたいいです。田んぼアートとまでは行きませんが、稲刈りがまだの田んぼと終わった田んぼの色の違いがマス目上で模様になって、それもまたすごく美しい。

 

田植え前の、田んぼに水が張られているとき

田植えが徐々に始まり、可愛い苗が一面に広がったとき

稲が青々としている初夏~夏の盛りのとき

稲が黄金色に輝いているとき

ここから見える景色は、その時期によってさまざまな表情を見せます。一度来たら、今度は絶対違う季節に来ようと思うのでした。

 

さて、山を下りましょうか。

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スロープカーは、生い茂る木々の中を通っています。木漏れ日がなんて気持ちいいの。

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今度は、下山だけでも遊歩道を歩いてみようと決めた帰り道でした。

 

スロープカーに城に、展示に景色にと、いろいろ楽しめて430円。スロープカーの往復を含めても1時間あれば存分に楽しめるスポットです。

お近くにいらっしゃる際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。

まとめ

  • 稲庭においでの際は、ぜひ稲庭城へお立ち寄りください
  • 小安温泉へ向かわれる方も、ぜひ稲庭城へお立ち寄りください
  • 国道398号線を左折するべからず
  • 城へはスロープカーなら数分、徒歩なら20~30分
  • 標高300メートルからの景色は、季節ごとの違いも楽しみたい
  • 城の中も、案外楽しめます

 

※稲庭城の館内は、撮影OKとのことでした。

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